『神々の宴 第一話』




この世界に伝わる伝説。

神々がおこした戦争はやがて世界を飲み込みいくつかの世界に分けた。

神々は無に帰り世界を吹きすさぶライフストーム(命の風)になった。

神々と争った魔族は自分らの世界「暗闇の街」に堕ちていった。

ライフストームはやがて新たな神と魔族となり世界を滅びに導いてゆく

 

この世界は神々との戦から逃げのびた魔族と神霊術と呼ばれる魔法と魔剣技を操る人間

そして神々が分けた世界、聖霊街に住む精霊で構成されている。

そして20年前。人間と悪魔との前面大戦を起こした魔族は一組の英雄たちに負けた

そして未だに人間と魔族との小競り合いは続いていた。

 

リア帝国の対魔結界の神殿。

その外に新たな災いが渦をまいていた。

 

神殿よりわずかに離れた森の中で魔族が談合している。

1匹や2匹じゃない。それこそ中軍隊並みの数。

およそ30はいるだろうか

「ここを壊せばこの国は堕ちる」リーダーらしき魔族が作戦を仲間に伝える。

黒いマントを被った上位魔族。おそらく大元帥クラス

そして幹部に騎士クラスが10人。魔族としては中位魔族

そのほかに下位魔族が20人

その気になれば小国家ひとつ落とす位ワケないであろう。

殺気だってる。だれから見ても明らかだった。

下位魔族にいたってはそれぞれが武器を持ち戦闘準備万端だ

「突撃開始」上位魔族の一言で彼らは神殿に向かって走り出した。

 

神殿から火の手が上がる。人の悲鳴が木霊する

 

その時遠く離れた場所で火神楽カノンは目覚めていた。














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